雪上で『永遠の愛』を誓う...雪国ウェディング 西会津中生発案

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雪のチャペルの前で式の成功を祝った山口さん(右)と、新郎の神田さん(左から2人目)、妻紗季さん(右から2人目)

 西会津中の生徒の発案を基に、西会津町地域おこし協力隊の山口佳織さん(34)が企画した雪上の結婚式「雪国ウェディング」が9日、同町で行われた。真っ白な雪の中で夫婦としての門出を迎えた新郎新婦は町民らから熱い祝福を受けた。

 地域活性化などを考える同校の特別授業の一環で、雪の中の結婚式を3年生が提案したことがきっかけだった。企画した生徒の一人は「雪を使い、何かできないかと思い、若い人も注目する取り組みを考えた」と話す。生徒の発案を知った山口さんは「子どもたちに大人の仕事に少しでも携わる機会をつくりたい」との思いで企画を具現化した。

 山口さんは結婚式をPRするチラシを作成したほか、会員制交流サイト(SNS)などで参加者を募った。そして式は9、10の両日開かれる「西会津雪国まつり」の企画の一つとなった。

 今回結婚式を挙げたのは東京都の会社員神田大樹さん(28)と妻紗季さん(28)。二人は町民らの拍手を受けながら、高さ約5メートルの雪のチャペルに登壇し、町民らの前で永遠の愛を誓った。

 直後に会場では花火が打ち上げられ、二人を祝福した。同町などの地域活性化に携わる神田さんは「地域の人に祝福されるのは貴重な経験」と喜び、ウエディングドレス姿で式に臨んだ紗季さんは「雪になじみがなく、普段の結婚式とは違う体験ができた」と笑顔を浮かべた。