会津漆器描く『日本一美しく正確な地図』 若松・白木屋漆器店

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
正確な地図をあしらった会津塗の皿(右)と小物入れ

 会津若松市大町の白木屋漆器店は地図情報の調査・制作・販売会社ゼンリンから依頼を受け、同市の地図を図柄にあしらった会津塗の小物入れと皿を制作した。

 12~15日に東京ビッグサイト(東京都江東区)、3月6、7の両日にみやこめっせ(京都市)で開催される「インターナショナル・ギフト・ショー」の出展作品の一つとして制作した。最新式のレーザー機を導入した県ハイテクプラザや沈金の技術を持つ高橋商店(会津若松市)の協力でスクリーン印刷や蒔絵(まきえ)など新旧の技の融合で「日本一美しく正確な地図」(同社)を作り上げた。

 小物入れは「花丸」という図案の応用で、鶴ケ城の堀には螺鈿(らでん)を入れ、横側には青龍、朱雀(すざく)、白虎、玄武の4神を入れた。皿も市内の駅を松で表現するなどの工夫を施した。

 地図を差し替え、その土地のお土産として使うことも想定しており、白木屋漆器店の高瀬淳社長(66)は「インバウンド(訪日外国人旅行)の観光客にも喜んでもらえる。量産は難しいが、今後可能性を探っていきたい」と話している。