福島県ソバの『営業マン』結成! 蕎力隊発足、知名度アップへ

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「『営業マン』として福島のソバを発信したい」と意気込む菅野さん

 県内のそば打ち愛好家でつくる16団体による、そば打ち普及や地域振興に取り組む組織「蕎力隊(きょうりょくたい)」が13日までに発足した。うつくしま蕎麦王国協議会長の菅野伸是(のぶゆき)さん(68)=いわき市=は各団体に参加を呼び掛けるなど結成に尽力した。

 菅野さんによると、2020年の東京五輪・パラリンピックで海外代表選手らを受け入れるホストタウンに指定されている自治体などで、そば打ち体験の開催などを計画している。こうした活動を通して本県のソバを全国に発信するほか、イベントを通して県産酒や農産物のPRも目指す。

 そば打ち体験などは、愛好家団体がそれぞれ取り組んできたが、菅野さんは「一つの団体では限界がある」として各団体の結束の必要性を感じていた。個々の団体が催す体験会では、1回で100人程度の受け入れが上限というが、「16団体700人の力を集めれば、1000人、2000人規模のイベントもできる」と見据える。菅野さんは、日本特有の食文化を活用し、五輪をきっかけにした外国人観光客の誘客も目指している。

 蕎力隊の名称は、全国各地で活動している地域おこしなどの「協力隊」から着想を得た。「親しみやすい響きを採用し、認知度を向上させたい」と意気込む。自身を県内のソバ農家やそば専門店の「営業マン」「広報マン」と位置付け活動していく考えで、「県内のソバは、今は地産地消の状態。全国の名店で採用されるくらい、福島のソバの知名度が上がれば」と語った。