タクシー待ちカフェで交流 郡山・定額利用実証、憩いの場整備

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定額タクシー利用者らの交流拠点としてオープンしたカフェ

 郡山観光交通(郡山市)が実証している「定額タクシー」のコース内に今月、タクシー利用者らの交流拠点「ハーベストカフェ」がオープンした。運転免許を返納した高齢者など、外出を控えがちなシニア世代が外出するきっかけを増やし、元気な高齢者の活躍につなげる。

 シニア世代の交流の場づくりに取り組むハーベストカフェ(同市)が市安積行政センター隣に開設。タクシー利用者が待ち時間に立ち寄り、お茶を飲んだり本を読んだりして交流する場として、今月末まで毎週水曜日を中心に営業している。

 開設の背景には定額タクシーの需要開拓の狙いもある。昨年10月の実証開始以降、スーパーや病院を含む3地域を設定し、広さに応じて月額の固定価格を設ける乗り放題制度を導入した。しかし「お得感を感じるほど、タクシーに乗る機会が多くない」との声が多いという。同社は対象エリアを拡大したり、エリア外への定額回数券をつくるなどニーズに合わせて制度を変更したが、約4カ月間の利用者は延べ4人にとどまる。

 このためシニア交流で実績のあるハーベストカフェと連携し、高齢者が出掛けるきっかけとなるカフェの運営を始めた。郡山観光交通の担当者は「タクシーを気軽に利用し、外に出るきっかけにしてほしい」と話している。

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