「フローズンコットン」販売開始 直売所改修しカフェオープン

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フローズンコットンを味わう子ども

 イチゴを生産する伊達市の農業法人、松葉園は6次化商品として果物を凍らせて薄く削った「フローズンコットン」を開発した。同市霊山町にある直売所を改修したカフェをオープンさせ、販売を開始。「『霊山イコール、イチゴ』のイメージを広めたい」。生産者による6次化商品の開発・販売と飲食店経営という挑戦に注目が集まる。

 フローズンコットンは果実を瞬間冷凍して薄く削った商品で、果実本来の甘みとふわりとした食感、とろけるような舌触りが特徴。同法人が生産するイチゴのほか、マンゴーやバナナ、ミカンの計4種を発売し、同市産のモモやブドウも商品化を予定している。

 同法人によると、瞬間冷凍することで果肉の細胞が壊れず、果実本来の甘みが保たれる。さらに凍らせた果実を独自の機械で削り出すことにより、ふわりとした食感になり、かき氷とは違った味わいを楽しめる。

 イチゴの収穫時期は12~6月のため、同法人の大橋松太郎代表は「イチゴを一年中楽しんでもらいたかった」と商品考案のきっかけを説明する。

 農業の将来を見据えた挑戦でもある。「生産にとどまらず、業態を変えたチャレンジが必要」という考えから飲食店経営と6次化商品の販売に踏み切った。

 フローズンコットンは税抜き580円。カフェではこのほか、同法人が開発したイチゴサイダーをはじめコーヒー、ソフトクリームも提供している。カフェの時間は午前10時~午後3時30分で水曜日が定休。住所は同市霊山町山戸田字上落合42。