会津いなわしろ見祢集落・結乃村など5団体 豊かなむらづくり顕彰

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集落営農や農家レストランの運営などに取り組み、全国推薦が決まった「会津いなわしろ見祢集落・結乃村」

 魅力のある農山漁村づくりや農業振興などに励んでいる県内の営農団体をたたえる「豊かなむらづくり顕彰」(県、福島民友新聞社主催)に本年度は会津いなわしろ見祢(みね)集落・結乃村(ゆいのむら)(猪苗代町)など5団体が選ばれた。結乃村は自治会や農地調整、担い手などの機能を持った五つの組織が連携し、一体的に集落活性化に取り組んでいる点が評価され、「豊かなむらづくり全国表彰」に推薦される。

 見祢集落は、農林水産業を核に生活環境の改善や文化継承など住みやすい地域づくりを進める団体を対象とした「むらづくり部門」で受賞した。住民全員が構成員となり、農事組合法人を中心に集落営農や鳥獣被害対策、農家レストランの運営、都市との交流事業など幅広い活動を展開し、人口減や住民関係の希薄化などの課題解決を図っている。

 コメ作りでは猪苗代町から依頼を受け、県オリジナル水稲品種を独自にブランド化した「いなわしろ天のつぶ」を海外に輸出している。担い手組織も農産物の直売や横浜市の団地との交流を契機とした共同活動、地元産そばを提供する農家レストランの運営による雇用創出などで地域活性化に貢献。中山間地域の農業活性化のモデル事例として、農林水産省の2017(平成29)年度「食料・農業・農村白書」に掲載された。

 むらづくり部門は、農事組合法人グリーンファーム九生滝(くりゅうたき)(平田村)、矢祭町特産品開発協議会を含む計3団体が受賞した。農業の生産性向上や産地形成、担い手育成などを通じて地域活性化に貢献している団体を対象とした「農業生産部門」は松川うまいっ米(こ)会(福島市)とJA福島さくらたむら地区ピーマン専門部会(三春町)が選ばれた。

 表彰式は3月下旬ごろに福島市で行われる。