『未来の消防女子』集合!心配払拭 郡山消防本部・3月説明会

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説明会への来場を呼び掛ける工藤さん(左)と羽金さん

 郡山地方消防本部は3月2日午後1時30分から、郡山市の同本部で女性消防職員の仕事を紹介する「F.S.J(ふくしま消防女子)のお仕事説明会」を開く。県内の消防本部による、女性に特化した就職説明会は初めて。同本部は「女性が消防で働く上での心配事を払拭(ふっしょく)できるチャンス」と県内各地からの参加を呼び掛けている。

 試験や仕事の内容をはじめ、結婚、出産後の働き方のモデルケースなどを現役の女性職員に直接質問できる座談会や、制服、防火衣の試着体験、署内の見学ツアーなどを企画している。

 同本部の工藤裕美さん(36)は、消防の「第4の現場」と呼ばれる予防課で、建造物への立ち入り検査などを担当。未然に火災を防ぐことで守られるべき命を守る仕事にやりがいを感じているという。同本部2人目の女性職員で、父親も消防職員だったことからこの道を志した。「救急出動時はトイレや温泉など女性しか入れない現場もある。女性の活躍する場は多い」と話した。

 3~11歳の3人の子どもを育てながら、火災や救急の現場で活躍する郡山消防署安積分署の羽金(はがね)真奈美さん(35)は夜勤業務もある分署で日中のみ勤務する。出産後、内勤も経験したが現場への思いが強く、現場勤務に復帰して1年がたつ。「女性への対応では同じ女性でしか分からないこともある。希望を出せば家庭とのバランスを取れる勤務形態にもできる」と話した。

 同本部では、消防庁が進める女性職員の増員方針に対応し、男女の区別なく働きやすい職場を目指そうと県内の女性職員を集めた座談会を開くなど、女性職員の職場環境改善を目指している。県消防保安課によると昨年4月現在、県内の女性職員は36人。

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