浪江の神社で「安波祭」 鮮やか衣装、優美に「請戸の田植踊」

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安波祭で優美な田植踊を奉納する踊り子=17日午前、浪江町

 福島県浪江町請戸の野(くさの)神社で17日、豊漁や海上の安全などを祈願する「安波祭」が行われ、色鮮やかな衣装を身に着けた地元の踊り子たちが優美な「請戸の田植踊(たうえおどり)」を奉納した。

 江戸時代から続く安波祭は、震災と原発事故によって一時場所を変えて実施していたが、同町の避難指示が2017(平成29)年3月末に一部地域を除き解除されたため、昨年、同神社で復活した。

 神社の境内では、県内外に避難する請戸芸能保存会の会員らが田植踊や神楽を奉納。訪れた町民らが請戸の風物詩に見入っていた。

 田植踊に初めて参加した同町の女児(6)は「今までで一番の踊りができた。震災で悲しんでいる人のために、来年はもっとかっこいい踊りを見せて元気にしてあげたい」と話した。

 【注】字はクサカンムリに召