どう残す「日新館天文台跡」 若松・天文遺産候補、住民意見聞く

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日新館天文台跡の今後について意見を交わす参加者

 国内で唯一、当時の姿が残る天文台跡「日新館天文台跡」(会津若松市)が日本天文遺産に推薦されていることを受け、市教委と地元の米代一丁目町内会(佐藤武司会長)による意見交換会が18日、同市の米代一丁目児童会館で開かれた。同町内会は、天文台跡の整備推進を市に要望している。

 天文台跡は、日本天文学会が本年度創設した日本天文遺産の認定候補となっており、認定の成否が来月発表される見通し。同町内会は年に3回清掃活動を行い、「町内会の宝」として維持管理を行っていることから、市教委が今後の整備や維持管理の方針に意見を求めた。

 役員ら約10人が出席。市教委文化課の近藤真佐夫さんが天文台跡の歴史や現状を語り、日新館で唯一残る遺構であることや、南側半分が残り、保護のためか上まで石垣が積まれている現状が報告された。

 役員からは「大切な文化遺産」「地元の子どもたちが歴史を学べる施設に整備すべきだ」などの意見が出た。