南相馬・復興工業団地第1号 東京のロボ関連企業が進出

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企業立地へ握手を交わす(左から)門馬市長、飯野氏、天野氏

 南相馬市が整備する市復興工業団地に、産業用ロボットの周辺機器製造、加工のロボコム・アンド・エフエイコム(東京都)が進出する。市が産業復興と地域経済の活性化の核に位置付ける工業団地で第1号の進出企業となる。

 同社代表取締役の天野真也氏と飯野英城氏が20日、市役所を訪れ、門馬和夫市長に企業進出を申し出た。新工場の稼働に伴う雇用の創出、産業用ロボットの導入促進により市内企業の生産性向上が期待される。

 同社は、ロボット構想設計支援のロボコム(東京都)と産業用ロボットの設計、製造のオフィスエフエイ・コム(栃木県小山市)が共同で設立した。南相馬市などで整備が進む福島ロボットテストフィールドでのロボット産業の集積を目指して、国と県、市が誘致を進めてきた。

 20年秋の操業目指す

 工業団地約70ヘクタールのうち約3.6ヘクタールに新工場を建設する。7月に建設工事を始め、2020年秋の操業開始を目指す。地元を中心に約50人の雇用を計画している。社宅と事務所も併設する。総事業費は30億円規模で、国の自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金から3分の2の支援を受ける。

 門馬市長は「市民の新たな働く場の創出につながる」と歓迎した。天野氏と飯野氏は「産業用ロボの市場はまだまだこれから。さまざまなロボの使い道を南相馬から国内外に発信したい」と述べた。