地元産ヒノキの「定規」 いわき・遠野高製作、地域PR目指す

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
遠野檜定規の完成を発表する生徒(左)と松尾校長

 福島県いわき市の遠野高は、1年間の学習の成果として、地元産のヒノキを活用した「遠野檜(ひのき)定規」を200本製作した。昨年度はヒノキの鉛筆を製作。伝統工芸紙「遠野和紙」と組み合わせた文具の3点セットを作り、遠野地区のPRに活用するアイデアの実現へ一歩前進した。

 地域の企業や団体などと連携し、森林環境や林業などについて学んできた3年生や、商業研究部の生徒ら約40人が開発。当初は材料にスギを使う想定だったが、丈夫さを追求しヒノキを使った。ヒノキは遠野興産が提供した。

 生徒たちは、ラ・ルース(神奈川県小田原市)の協力で、定規本体や台紙に書き込む文言などをデザイン。同社が、レーザーで定規の目盛りや「遠野檜定規」などの文字を刻印し、製品に仕上げた。

 定規は地域の催しなどで配布される予定。商業研究部の前部長(3年)は「まずは地元の人たちに遠野の木材を知ってもらい、それが他の地域に広まって遠野のPRになれば」と期待する。

 松尾親弥校長は「地域連携や地域貢献を重視した教育の成果が、遠野檜定規という形で表現されてうれしい」と話した。

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

【 選挙速報 】第25回参議院議員選挙・福島選挙区