専門家「雪の描写が本物」 福西本店で斎藤清の魅力語る

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対談する伊藤さん(左)と赤坂館長

 ふくにし・けんぱく連携講座「斎藤清と会津の冬」は20日、会津若松市の商業文化施設「福西本店」で開かれ、県立博物館の赤坂憲雄館長と斎藤清美術館(柳津町)学芸員の伊藤たまきさんが会津の世界的版画家斎藤清の魅力について、トークを展開した。

 福西本店を運営する会津若松まちづくり株式会社の主催。約40人が来場した。伊藤さんは斎藤清の代表作「会津の冬」シリーズに触れ「(斎藤清の作品は)雪の描写が本物。物事の本質も表現するところに画家としての魅力を感じる」と語った。

 伊藤さんの語りを受け、赤坂館長は「(伊藤さんのように)名作を輝かせる演出をする学芸員の存在は大変重要だ」と応えた。

 最後に、伊藤さんは「会津の冬シリーズは、鑑賞する人のバックグラウンドによって作品の見え方が変わってくる」とし「雪が余計なものを消すことによって、生まれるコントラストの美しさが作品の特徴だ」と解説した。