特別賞に医療・健康社会研、ふたば未来学園高 KAIKAアワード

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 日本能率協会は20日、社会価値を生み出す持続的な経営、人づくりなどを行っている取り組みをたたえる「KAIKA(カイカ)アワード」の本年度の受賞団体を発表した。福島県関係では、若手医師ネットワークによる地域啓発活動に取り組んできたNPO法人医療・健康社会研究所(東京都、坪倉正治理事長)と、地域課題の解決を目指した教育などに取り組むふたば未来学園高(広野町、丹野純一校長)が特別賞に選ばれた。

 同協会は個の成長や組織の活性化などを目指す運動を「KAIKA」と定義し、そうした画期的な取り組みを表彰している。本年度はKAIKA大賞2組織、KAIKA賞7組織とは別に、災害復興に関連する優れた活動を行う2団体に特別賞を贈った。

◆若手医師が情報発信

 医療・健康社会研究所は、メンバーの若手医師が浜通りなどで診療に当たりながら地域に情報を発信してきたことなどが評価された。震災と原発事故後は放射線の健康影響に注目が集まったが、放射線自体に起因するのではなくコミュニティーが崩壊したことなどに起因する健康不調の実態について、正しく理解してもらうための活動などを展開している。

浜通りの医療に貢献

坪倉正治医療・健康社会研究所理事長

評価されたことをうれしく思います。これからも浜通りの医療に貢献できるよう尽力したい。

◆震災課題に向き合う

 ふたば未来学園高は、生徒たちが、震災と原発事故を受けて「課題先進地域」となった双葉郡の課題に向き合い、風評の払拭(ふっしょく)やコミュニティーの再生に取り組む教育を行っていることなどが評価された。同校のカリキュラムと学校運営の形は、全国のモデルとして注目されている。

社会の課題解決挑む

丹野純一ふたば未来学園高校長

 社会の課題解決に挑戦し、新しい価値を生み出す本校の取り組みを高く評価いただいた。大変光栄。

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