県天然記念物・高田ザクラ、樹勢回復を 石川で管理方法学ぶ

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高田ザクラの管理方法などを学んだ説明会

 福島県指定天然記念物「石川の高田ザクラ」の樹勢回復事業説明会は22日、石川町の現地で開かれ、参加者が桜を後生に伝えるための管理方法を学んだ。

 高田ザクラは町内を見下ろす高台にあり、樹齢約500年とされる。近年樹皮がめくれあがるなど樹勢が衰えているため、町は昨年ワイヤ支柱の設置工事を行った。

 説明会では県文化財保護審議会委員で樹木医の鈴木俊行さんが講師を務め、町や桜の保全団体、造園関係者などが参加した。

 鈴木さんは高田ザクラについて「全体的に良い状態になりつつあるが、中は空洞になっている。樹木は自分で立ち直れないので適切な処置をすることが大事」と説明。今後の対応として、定期的な草刈り、冬季のカイガラムシ対策などを挙げた。

 参加者は肥料の施肥を体験した。