鮮やかな和紙で「彼岸花作り」 会津美里・山浦工房で最盛期

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心を込めて彼岸花を作る山浦さん(右)ら

 春の彼岸に仏前に供える造花「彼岸花」作りが会津美里町の山浦工房で、最盛期を迎えている。

 会津地域での彼岸花作りは、雪の影響で春先に生花が少ないことから行われている。同工房の山浦軍平さん(89)は金融機関を定年退職後、西会津町の実家に伝わる彼岸花作りを引き継ぎ、30年以上にわたり制作を続けてきた。

 彼岸花は赤や黄色などの鮮やかな和紙を円形に型抜きし、切り込みを入れて菊の花のように形を整える。菊のほか、金紙でレンゲの造花も作っている。

 山浦さんのほか、地元の女性有志7人が1月から制作を始めた。作業は3月中旬ごろまで続き、完成した彼岸花は会津若松市内の市場に出荷される。山浦さんは「(彼岸花作りは)春が近づいていることを感じさせてくれる。今後も作り続けて伝統を守っていきたい」と話している。

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