「左手のピアニスト」舘野さん 5月24日、南相馬で公演会

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「音楽を通じて生きる喜びを分かち合いたい」と話す舘野さん=南相馬市・ゆめはっと

 右半身不随の「左手のピアニスト」として知られ、日本とフィンランドを拠点に音楽活動を続ける舘野泉さん(82)と、フィンランドのラ・テンペスタ室内管弦楽団による公演会が5月24日、南相馬市の市民文化会館「ゆめはっと」で開かれる。

 ゆめはっとの開館15周年、日本とフィンランドの国交樹立100周年を記念して開かれる。ゆめはっとの名誉館長も務める舘野さんは「震災と原発事故で苦しい状況にある県民と、音楽を通じて生きる喜びを分かち合いたい」と話す。

 舘野さんは南相馬市民からの要望を受け、1990年代から市内の公民館などで演奏を披露してきた。2002(平成14)年に脳出血で倒れ右半身が不随となったが、ヘルシンキの自宅で見つけた左手用の楽譜をきっかけに音楽活動を再開。04年に開館したゆめはっとを含む全国6カ所で開いた「カムバックコンサート」を機に毎年、南相馬市でコンサートを開いている。

 高校生時代にフィンランド人と文通をしたことなどをきっかけに、1964年に同国へ移住した。80歳を超える今も国内外で年間約50回のリサイタルを行う。昨年、同国政府から親善大使に任命された。

 公演会のプログラムは全5曲で、うち舘野さんと同楽団が協演するのは光永浩一郎さんの「泉のコンセール」など2曲。

 3月9日からチケットの販売を電話やインターネットなどで受け付ける。一般4500円、高校生以下1500円、ゆめはっと友の会員は4千円。午後7時開演。問い合わせはゆめはっとへ。

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