堆積物の至近、7.6シーベルト 2号機・接触調査での空間線量

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 東京電力は28日、福島第1原発2号機の原子炉格納容器内で溶け落ちた核燃料(デブリ)とみられる堆積物への接触調査で空間放射線量を測定した結果、格納容器底部の堆積物から約20センチの高さで毎時7.6シーベルトだったと発表した。

 装置が堆積物に接触した状態の線量で、線量計は装置の接触部分から高さ20センチの場所にある。原子炉圧力容器直下の7カ所の線量は毎時64~76シーベルトで、底部に近づくと高くなった。

 記者会見した福島第1廃炉推進カンパニーの小野明最高責任者は、「底部に線源があるということ。ただ(上部の)圧力容器に近づけば違う結果になる可能性もある」としている。

 今回確認された線量は昨年1月の内部調査で得られた毎時7~8シーベルトと同程度だった。東電は2019年度下期に2号機で行う少量のデブリ採取に向けた検討に役立てる考え。温度は228~232度で前回調査とほぼ同じ結果だった。

 また圧力容器を支える土台の外側は毎時13~43シーベルトで、前回調査の15~42シーベルトと同程度だった。土台の外側の線量が高いことについて東電は、炉心溶融の過程で揮発性の放射性物質が沈殿した可能性もあるとしている。

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