東京五輪にエール 古関裕而夫妻・朝ドラ化「活気が満ちるはず」

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 NHKは28日、2020年春からの連続テレビ小説(朝ドラ)が「栄冠は君に輝く」など多数の名曲で知られる福島市出身の作曲家古関裕而(ゆうじ)と妻金子(きんこ)の生涯をモデルとした物語に決まったと発表した。タイトルは「エール」。1964(昭和39)年開催の東京五輪入場曲「オリンピック・マーチ」を作曲した古関と妻の物語が、「復興五輪」に位置付けられる2度目の東京五輪の開催年に全国に発信される。

 「オリンピック・マーチ」「栄冠は君に輝く」など数多くのスポーツ音楽を手掛けた作曲家古関裕而。復興五輪と位置付けられる2020年東京五輪・パラリンピックに向けた県内の機運醸成にも、朝ドラ化の決定は追い風となる。

 古関の母校福島商高の小林喜則校長(59)は、生徒たちが参加する「ふくしま古関楽団2020」の活動に触れ「東京五輪の時にオリンピック・マーチの演奏が実現できたらさらに盛り上がる」と期待する。

 同楽団は1964(昭和39)年の東京五輪開会式の入場行進曲となった「オリンピック・マーチ」を2020年の東京五輪の開会式で再び演奏することを目指して活動。朝ドラ化を受け、同校吹奏楽部の斎藤愛美果部長(17)は「昨年は福島駅前や東京で演奏した。親しみやすい曲を広められたら」と話した。

 福島市のあづま球場では野球・ソフトボール競技の一部試合が行われる。関係者にとっても古関メロディーは特別な意味を持つ。県野球連盟の花沢興一会長(78)は「『栄冠は君に輝く』を聞いて心が震えない野球人はいない」と言い切る。「(朝ドラ化で)東京五輪へ向けて活気が満ちてくるはず。大いに応援したい」と歓迎した。

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