天然ガス発電所の工事状況公開 福島ガス発電、相馬港に整備

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
公開された1号機タービン建屋(左)、後方では2号機建屋の建設も進む

 福島ガス発電(東京都)は28日、新地町の相馬港4号ふ頭に整備している天然ガス(LNG)を使った福島天然ガス発電所の工事状況を公開した。1号機は来年4月、2号機は同8月に運転開始予定。

 LNGを燃料にした出力59万キロワットの発電設備2基を備える。同社によると、ガスタービンによる発電に加え、廃熱を利用した蒸気タービンで発電することで、世界有数の発電効率を実現できるとしている。

 使用後の蒸気は海水で冷却するが、温排水となった海水が生態系に影響を与えないように、海底に約1.4キロの放水路トンネルを掘り、沖合の海底近くから放水して水温上昇を抑える。

 公開されたのはタービン建屋や放水路トンネルの工事状況。担当者は「東京五輪に間に合うように運転を開始したい」と話した。

 発電した電気は主に首都圏で使われる見込み。