川俣町と茨城・境町が友好都市協定 アルゼンチンとの交流が縁

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協定書を取り交わす佐藤川俣町長(右)と橋本境町長(左)。中央はベロー大使

 福島県川俣町は2月28日、茨城県境町と友好交流都市協定を結んだ。境町は2020年東京五輪・パラリンピックでアルゼンチンをホストタウンの相手国として登録しており、両町はアルゼンチン代表の事前キャンプなどで協力する。

 事前キャンプは、アルゼンチンオリンピック委員会との協議で決まる。現時点で、境町でのキャンプの合間に選手が川俣町を訪問するなどの案が考えられるという。

 両町はアルゼンチンと長年にわたって交流があることから締結に至った。今後、文化や教育活動などさまざまな分野で交流を活発化させる。川俣町は町内で開かれる日本最大規模の中南米音楽祭「コスキン・エン・ハポン」などを通し交流する。

 東京都の在日アルゼンチン大使館で行われた調印式で、佐藤金正川俣町長と橋本正裕境町長が協定書に署名した。アラン・ベロー駐日アルゼンチン大使が立ち会った。佐藤町長は「互いにとって輝ける」とあいさつ、橋本町長は「復興五輪を機にレガシーを両町に残したい」と述べた。ベロー大使は「両町の絆がより深いものになることを願う」と期待を込めながら「グランデス・アミーゴ(大いなる友人)」と祝った。

 両町は協定締結後のレセプションに、特産物を持ち寄った。川俣町は川俣シャモを提供、境町の関係者がうま味と歯ごたえが特徴の川俣シャモを堪能した。

 川俣町の子どもたちでつくる「アミーゴ・デ・川俣」は、フォルクローレの定番曲「谷間のカーニバル」「花祭り」を披露し、両町の新たなつながりに花を添えた。