複数ドローン安全飛行検証 NEDO、福島ロボテストフィールド

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離れた場所から別々にドローンを飛ばす参加者=福島ロボットテストフィールド

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)などは1日、ロボット研究開発拠点「福島ロボットテストフィールド」(南相馬市、浪江町)で小型無人機「ドローン」の実証実験を行った。同一空域で複数事業者のドローンを安全に飛行させるための運航管理システムを検証した。

 主にNEDOを含め11の企業や団体、自治体が参加した。ドローンの飛行計画と飛行状況の情報共有や、気象と地図の情報提供など三つの機能を連携させた運航管理システムが正常に動くかどうか確かめた。

 試験では〈1〉災害調査〈2〉警備〈3〉物流〈4〉郵便―の四つの目的を持ったドローン計10機が、拠点上空を同時に自律飛行した。ドローン同士が衝突することなく配達先に荷物を届けたり、不審者を追跡したりした。

 試験は成功し、ロボット・AI部の宮本和彦プロジェクトマネジャーは「システムの国際標準化を見据え、ドローン事業者が安全、安心にドローンを運航できる社会を早く実現したい」と述べた。

 NEDOは新年度、三つの機能を接続するソフトウエアを公開する方針で、国内外問わず多くの事業者の参画を促す。