いわき鹿島水素ステーション、5日開所 福島県内初の商用定置式

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県内で初めて開所する商用定置式の水素ステーション=いわき市鹿島町・鹿島サービスステーション内

 いわき市の根本通商(根本克頼社長)と日本水素ステーションネットワーク(東京、略称ジェイハイム)が共同で整備を進めていた「いわき鹿島水素ステーション」が5日、同市鹿島町に開所する。燃料電池車(FCV)に水素を充填(じゅうてん)、販売する商用定置式の開所は福島県内初、東北では仙台市に次ぎ2カ所目。

 ジェイハイムは2022年3月末までに全国で計80カ所で整備する目標を掲げており、いわき鹿島水素ステーションが第1号。

 4日、いわき市で行われた記者発表で根本社長は、水素利活用が国家プロジェクトとなっていることを踏まえ「全国に水素ステーションを拡大するための地方モデルにしたい」と強調。ジェイハイムの菅原英喜社長は「将来的に千カ所のステーションネットワークの構築をにらんだ場合、地元にネットワークを持った会社の参入が必要」と述べた。記者発表には、トヨタ自動車のFCV「MIRAI(ミライ)」の開発に携わった田中義和氏も出席した。

 県内の商用水素ステーションとしては、アポロガス(福島市)の子会社「ふくしまハイドロサプライ」が移動式を運営している。

 いわき鹿島水素ステーションは、いわき市鹿島町のガソリンスタンド「鹿島サービスステーション」内に開所する。5日は午前11時から開所充填(じゅうてん)式が行われ、営業開始は同日午後3時から。