誇りある街づくり 東京理科大・伊藤教授が講演、YMCセミナー

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「シビックプライド」を生かした街づくりについて話す伊藤さん

 福島民友新聞社、読売新聞社、福島中央テレビによるYMC郡山セミナー(代表幹事・滝田康雄郡山商工会議所会頭)は4日、郡山市の郡山ビューホテルアネックスで開かれた。東京理科大理工学部建築学科教授でシビックプライド研究会代表の伊藤香織さん(47)が、都市に対する市民の誇り「シビックプライド」の考え方を街づくりに生かす方策について講演した。

 伊藤さんは国内外で「シビックプライド」を基に街づくりを進めている事例を紹介。それを踏まえ、効果や変化を目に見える形で示していくことや、過疎などの地域特性を優位性と捉えて活性化につなげること、行政や民間、市民などが価値観を共有して取り組むことなどの重要性を強調した。

 また、同商議所と若手有志らが同市の10~20年後を描いた「郡山グランドデザイン」を分析。構想実現に向けて今後、議論を進めていく上で「まち独自の新たな価値観を創造して方向性を共有していくことと、一つ一つの案に対して(行政や民間、市民などそれぞれの立場で何ができるかという)協働と分担について考えていくことが大事だ」などと話した。

 会員や市民約60人が聴講した。