福島県警交通管制センター運用開始 複数情報、迅速に提供へ

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本格的な運用が始まった県警交通管制センター

 福島県警は5日、福島市の本部庁舎で移転作業を進めていた交通管制センターの業務を開始した。同センター稼働で、本部庁舎への全ての移転が完了した。

 同センターは、県内46カ所に設置した監視カメラなどの情報を基に、県内の約4000の信号機のうち1057基を制御するなどして道路交通の円滑化を図っている。

 総工費は約7億1000万円。同センター内には縦3.5メートル、横62メートルの大型の中央表示板や、交通監視カメラの映像を写す液晶モニターを設置した。24時間稼働し、日中は5人態勢で管制業務に当たる。

 新たに複数の情報を中央表示板に表示できるようになったため、災害発生時の迂回(うかい)路選定など交通情報の迅速な提供が可能となった。

 開始式では、向山喜浩本部長が「高度化されたシステムの能力を最大限に発揮できるよう努めてほしい」とあいさつした。旧交通管制センターは1977(昭和52)年に同市旭町の庁舎で業務を開始したが、システムの老朽化が著しい状態となっていた。