偽造身分証でなりすます...盗み容疑男再逮捕 白河の男性宅訪問

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 金融庁職員になりすましてキャッシュカードを盗んだとして、白河署は6日午後2時5分、盗みの疑いで、水戸市、無職、容疑者男(35)=窃盗罪で起訴=を再逮捕した。容疑者は東北地方のほか、九州地方などで数十件を繰り返し、容疑者らのグループによる被害額は数千万円に上るとみられる。

 逮捕容疑は、仲間と共謀して1月15日、金融庁職員を名乗って白河市の60代男性宅を訪問、キャッシュカードと暗証番号を書いた紙が入った封筒を盗んだ疑い。県警によると、容疑者は受け取り役の「受け子」や現金引き出し役の「出し子」とみられる。「平田匠」の偽名を使い、偽造した金融庁職員の身分証明書を提示して犯行に及び、盗んだキャッシュカードで同市の金融機関の現金自動預払機(ATM)から50万円を引き出していた。数人の仲間と共謀し、役割分担した上で犯行に及んでいたとみられる。

 この事件では、警察官を名乗る別の男が「口座情報が漏れ、東京で5万円が引き落とされている。確認しに行きます」などと60代男性宅に電話。その後、訪問した容疑者が金融庁職員を名乗り、「キャッシュカードと暗証番号を書いた紙をこの封筒に入れて3日間保管してください。封印をするので印鑑を持ってきてください」などと言い、60代男性が印鑑を取りに行っている隙に、ポイントカード入りの封筒とすり替えていたとみられる。

 県警は、約1年半前から被害が増加している「なりすまし詐欺」の類似窃盗事件として調べており、「金融庁や市役所の職員がキャッシュカードを預かることはない。詐欺を疑ってほしい」と注意を呼び掛けている。

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