5年連続で「限界値未満」 コープふくしま・食事セシウム調査

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 コープふくしま(福島市)は6日、家庭で食事を1人分多く作る陰膳(かげぜん)方式で県内100世帯の放射性物質を調査した結果、放射性セシウムが検出限界値(1キロ当たり1ベクレル)を超える世帯はなかったと発表した。調査世帯が検出限界値未満となるのは5年連続。

 コープふくしまは、2011年度から8年間で延べ1000世帯を調査した結果、検出限界値以上の放射性セシウムを含む食事を継続して取り続けている可能性は極めて低いとしている。

 18年度の調査は昨年5月~今年1月に実施された。コープふくしま、コープあいづ、県南生協の組合員の協力を受け、100世帯(県北44、県中29、県南5、相双4、いわき8、会津10)を選んだ。全世帯が県産食材(水道水を含む)を使用していた。

 各世帯の2日分、朝昼夕の実際の食事計6食分を均一に混ぜたものを測定した。東京電力福島第1原発事故に関係なく食品中に含まれる放射性カリウムは1キロ当たり15~49ベクレルで、過去7年間の調査と同程度だった。

 これまでの調査では、11年度は100世帯中10世帯、12年度は200世帯中9世帯、13年度は200世帯中6世帯で検出限界値を超えたが、食品の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を下回っている。19年度も調査を実施する。

 県庁で記者会見したコープふくしまの宍戸義広常務理事は今後の調査について「(調査開始から)10年を一つのめどにしたい。その後は、希望に沿って測定できるような枠組みを残していきたい」と語った。