「腰痛」研究で卓越した業績 前福島医大理事長・菊地さん受賞

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「ウィルジー・ライフタイム・アチーブメント賞」を受賞した菊地さん

 前福島医大理事長・学長で、現在は同大常任顧問の菊地臣一さん(72)が、国際腰椎学会が卓越した業績を残した研究者に贈る「ウィルジー・ライフタイム・アチーブメント賞」を受賞することが決まった。6月に京都市で開かれる同学会の学術集会で表彰式が行われる。菊地さんは「自分の専門分野での成果が、受賞をきっかけに広く知ってもらえるのはうれしい」と話している。

 国際腰椎学会は腰痛の研究で最も権威ある学会とされ、菊地さんは1978(昭和53)年に初めて参加。以後、学術集会で何度も発表を行い、2005(平成17)~06年度には学会の会長を務めた。学会は毎年、生涯にわたり卓越した業績を成し遂げた1人に同賞を贈っている。

 菊地さんは石川町出身。1971年、福島医大医学部卒。県立田島病院長、同大の整形外科学講座教授、医学部長、副理事長・付属病院長などを歴任した。専門は脊椎・脊髄外科で、腰痛の診療、研究分野の第一人者として知られている。

 菊地さんは受賞を受け、「地方の公立大でも世界のトップに立てるということ」と、医師を志す若者らにメッセージを送る。「私や整形外科学講座の弟子たちが築いた業績を次の世代でも守っていってほしい」と後輩たちへの思いも語った。

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