福島大合格発表『喜びの春』 胴上げで祝福!受験生に笑顔咲く

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胴上げで祝福される合格者=6日午前、福島大

 福島大は6日、一般入試前期日程の合格者を発表した。県内の合格者は235人で全体の38.8%だった。4月に開設する食農学類には67人が合格、35.8%にあたる24人が県内の合格者だった。

 同日、合格者の番号を張り出した福島市の同大では、学生らから胴上げで祝福を受ける合格者らの姿もあった。

 食農学類合格・栗田さん「地元で農学学びたい」

 食農学類に合格した郡山高3年の栗田実歩さん(17)は「おいしい野菜の作り方を学び、農家カフェ、レストランを開きたい」と期待を膨らませた。

 栗田さんは食育に関する仕事をしていた母の影響で農業に関心を持った。「地元で農学を学びたいと思っていた。食と農のどちらを学ぶか迷っていたが、食農学類は両方を学べると分かり、入学を決めた」と語る。

 震災と原発事故当時は小学4年生。「当時は放射線の影響で県産農産物は食べない方がいいとも言われた。原発事故が農作物にどのような影響を持ち、どう安全になったか本当のことを学びたい」と話す。大学卒業後は農業法人などで経験を積み、自分で作った野菜を加工して提供するレストランやカフェを作りたいという。「地元の郡山市でお店を開きたい」と将来を見据えた。