天井の桁に「寛保」記述発見! 梁川八幡神社、江戸中期裏付け

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天井の桁に記された「寛保元年十一月吉日」の記述

 修復作業が進められている伊達市梁川町の梁川八幡神社本殿で、天井の桁に「寛保元年十一月吉日」との記述が見つかった。寛保元年は1741年に当たり、市教委は「現存する神社が江戸時代中期に建てられたことが裏付けられた」としている。

 市教委によると、天井の桁2カ所に記述があったという。本殿はその様式や周辺の発掘調査から江戸時代に建てられたと考えられており、今回の発見で証明された形だ。神社は伊達氏が鎌倉時代初期に梁川八幡宮として創建。その後、江戸時代までに3回再建されたことが分かっている。

 寛保前後の神社周辺地域は江戸幕府の直轄地だった。再建の施主は不明だが、市教委は「大規模な再建の費用を地域の人だけで出すのは難しい」と指摘、幕府または権力者によって改修されたとみている。

 市は年度内に、梁川八幡神社から南に約1キロ離れた梁川城跡の国史跡指定を具申する方針。梁川城跡が指定されれば梁川城跡に追加する形で、同神社周辺を含む「堂庭遺跡」の国史跡指定を目指す考えだ。