特製すごろく使い、薬物の怖さ訴える 奥羽大・健康推進員

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すごろく型クリアファイルを使って薬物の怖さを楽しく学ぶ児童ら=南相馬市・高平小

薬物乱用防止の意識醸成を図る県の学生ボランティア「ヤング健康推進員」による啓発活動が6日、南相馬市で始まった。同推進員に任命された奥羽大薬学部生が同市の高平小を訪れ、薬物の怖さを楽しく学べる「すごろく型クリアファイル」を使った教室を開いた。

 県によると、2017(平成29)年、県内で覚醒剤による摘発は96人。前年より21人減少したものの、東北では宮城県に次いで2番目に多い。県は本年度、若者同士が薬物の怖さを伝え合う同推進員に同大薬学部の薬物乱用ストップ委員会に所属する学生12人を任命した。

 学生が考案したクリアファイルは、知人に薬物を勧められたところから物語が始まり、サイコロの目で薬物を断った人と断れなかった人の人生模様を描いた。

 同校6年の児童18人はすごろくを通じ、一度薬物を使うと自らの人生や健康が壊れていくことを学び、薬物の恐ろしさを体感した。