福島県から東大10人、京大6人合格 福島成蹊高初の東大合格者

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東大に合格し「大学で理系分野を広く学びたい」と話す木村さん

 東大は10日、一般入試前期の合格者を発表した。福島民友新聞社の調べ(午後5時現在)では県内から10人が合格。高校別で安積が4人(うち既卒1人)と最多となり、福島が既卒3人、白河が2人(同1人)、福島成蹊が1人だった。

 京大も同日、合格者を発表した。県内から6人が合格し、高校別で安積が3人と最も多く、福島が2人、会津が既卒1人だった。

 既卒者の合否確認を進めている高校もあり、最終的な合格者数は変わる可能性がある。

 福島成蹊高・木村さん「将来は研究者に」

 福島成蹊高初の東大合格者となった3年の木村颯(はやて)さん(18)=郡山市。中高一貫教育で努力を積み重ね理科2類に合格、「大学で興味のある分野を見つけ、将来は研究者になりたい」と希望に胸を膨らませた。

 「合格できてうれしいが、まだ実感が湧かない」。東大で学ぶことは中学1年のころからの夢だった。最初は同大の知名度の高さによる関心だったが、「自分のように入学時点で学びたいことが細かく決まっていなくても、入学後に広く学んでから興味を持った分野に進めるところに引かれた」と話す。

 入学後は物理や生物などの理系科目を幅広く学び、関心のある分野を見つけて大学院にも進学したい考えだ。「関心を掘り下げ、大学教員などの研究者になりたい」と力を込める。東大を目指す後輩たちに「自分がやるべき勉強を自分で見極めて実践することが大切」とアドバイスを送る。