女優・紺野美沙子さん『思い詰まった手紙』朗読 言葉の力大切に

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朗読を披露する紺野さん=福島市・安洞院

 詩人和合亮一さんが発起人を務める未来の祀(まつ)りふくしま実行委員会は11日、福島市の寺院安洞院で「3・11祈りの日(未来の祀りカフェ)」を開いた。参加者が祈りの言葉や尺八の荘厳な音色に耳を傾け、犠牲になった人たちを思った。

 震災や未来などをテーマにした400字以内の手紙を募り、寄せられた172通の中から選ばれた11作品を、女優の紺野美沙子さんが朗読した。

 震災で夫を亡くした妻、震災当時は園児だった中学生の手紙。「短いようで長い8年」「福島県民として長生きしたい」「この時間を大切にしよう」など思いの詰まった手紙を紺野さんが心を込めて読み上げ、朗読後、「言葉の力をこれからも大切にしていきたい」と話した。

 このほか、和合さんが尺八奏者中村明一さんの演奏に合わせて鎮魂の詩を朗読した。横山俊顕住職はスペインから寄せられた応援メッセージを紹介した。