最強バドミントン部へ『絆』応援旗 猪苗代中が富岡一中に感謝

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感謝と激励の言葉が書き込まれた「絆」の旗を囲み、これからの活躍を誓い合った猪苗代中と特別バドミントン部の生徒ら

 「広野に行っても、最強のバドミントン部として頑張ってほしい」。猪苗代中の生徒が11日、4月から広野町のふたば未来学園に移る富岡一中の生徒を送る会を開いた。猪苗代中の生徒は同じ教室で中学生活を送った仲間にエールを送り、富岡一中の生徒も感謝と新天地への決意を表明した。

 富岡一中のバドミントン部員は東日本大震災以来8年間、避難先の猪苗代町で寮に住み、猪苗代中の「特別バドミントン部」として学校生活を送ってきた。現在在籍する28人は、昨年の全国中学校体育大会で前人未到の全種目優勝「6冠」を達成するなど、全国や世界の舞台で活躍してきた。

 震災からちょうど8年を迎えた同日、広野に移る仲間を激励しようと、猪苗代中生徒会が送別会を企画した。萩原亨一生徒会長(2年)は生徒約230人を代表し「特バドの皆さんから勝利への高い精神力を教わった。学校で一緒に過ごした日々を心に刻み、前進していこう」と言葉を送った。

 特別バドミントン部の生徒も一人ずつ「普段の頑張れの言葉がうれしかった」「教室の毎日が楽しく、励みだった」などと感謝の言葉を語った。大きく「絆」と記され、猪苗代中の生徒が感謝や激励の言葉を書き込んだ応援旗がバドミントン部に贈られた。生徒たちは福島の未来をつくろうと笑顔で誓い合い、節目の船出を笑顔で飾った。