「聖火リレー」正式ルートは19年夏発表 3日間どう巡るか焦点

  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 東京五輪の聖火リレーは大会組織委員会が今夏に正式なルートを発表する見通しだ。本県は県北、県中、県南、会津、南会津、いわき、相双の各地域でいずれかの市町村を通る方向で調整が進んでいる。

 本県の大まかなルート案は、県や県警などの関係機関でつくる実行委員会が選定した。広大な県土を3日間という限られた日数でどう巡るかが焦点となっている。

 ただ、各区間を全てランナーが走ってつなぐ必要はなく、一部で車両を活用すれば、広いエリアや原発事故の帰還困難区域をまたいで円滑にリレーすることが可能となる。

 実行委は県内の59市町村全てをルート案に盛り込むのは困難と判断したが、多くの県民が五輪に関われる機会の創出に向けてルート案を検討。津波被災地と原発事故に伴う避難地域、五輪にゆかりのある市町村も考慮した。

 聖火リレーの走者、今夏以降選定基準

 聖火リレーの走者については組織委が今夏以降に選定基準を示す見通し。これを受け、実行委がランナーの年齢や人数などを含む募集要項を作成する手順となっている。県によると、近年の五輪は1日当たり6区間程度を設け、1区間を約10人が200メートルずつ聖火をつないでいる。実施時間は1日8時間が目安とされる。

 出発地点に決まったJヴィレッジでは出発のイベントが行われる予定だが、組織委は現時点では概要は公表していない。聖火リレーの第1走者を誰が務めるのかなど、今後は注目も高まりそうだ。