福島県3山合同「噴火の警戒範囲」見直し 7月運用開始目指す

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県内3火山の警戒が必要な範囲(案)

 吾妻山、安達太良山、磐梯山の3山合同の火山防災協議会は13日、県庁で会議を開き、各山の火山ハザードマップとの整合性を図るため、噴火警戒レベルに応じた警戒範囲などの見直しを協議した。6月に取りまとめ、7月の運用開始を目指す。

 大きな噴石や火砕流、融雪型火山泥流などの警戒範囲を見直す。主な変更点では、吾妻山の火砕流の警戒範囲に噴火警戒レベル3時点の区域を追加。磐梯山では、噴石の警戒範囲をレベル3時点は3キロ以内から2キロ以内に縮小し、レベル4と5時点では3キロ以内から4キロ以内に拡大する。安達太良山では、レベル4と5時点の噴石の警戒範囲が2.5キロ以内から4キロ以内に拡大する。県は今後、今回の見直しなどを踏まえ、避難計画を修正する。

 会議ではこのほか、火山活動が活発化した場合に避難誘導が求められる避難促進施設にスキー場を追加することを了承。噴火警戒レベル2が続く吾妻山の活動状況も報告され、レベル1への引き下げについて気象台は「地殻変動の状況を見極めており、予測は難しい」との見解を示した。新たな避難促進施設次の通り。

 磐梯山=猪苗代スキー場、猪苗代リゾートスキー場、ファミリースノーパークばんだい×2(猪苗代町)アルツ磐梯(磐梯町)裏磐梯猫魔スキー場、裏磐梯スキー場(北塩原村)▽安達太良山=二本松塩沢スキー場、あだたら高原スキー場(二本松市)沼尻スキー場、箕輪スキー場(猪苗代町)