安積高・柳沢さん東京芸大合格 夢のバイオリニストへ第一歩!

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「自分の音の個性を見つけ、演奏家になりたい」と大学生活に向けて思いを寄せる柳沢さん

 安積高3年の柳沢良音(ひろね)さん(18)=郡山市=が、「音楽家を目指す最高学府」と呼ばれる東京芸大音楽学部の器楽科バイオリン専攻に合格した。柳沢さんは「志望校合格をつかむ同級生の姿に刺激を受けてきた。自分も夢への第一歩を踏み出せてうれしい」と喜びを語った。

 柳沢さんはNHK教育の子ども向け音楽番組「クインテット」で、人形が演奏する姿に影響を受けて3歳でバイオリンを始めた。小学4年からは東京交響楽団のアシスタントコンサートマスター・第1バイオリン奏者広岡克隆(よしたか)さんに師事。「やるならトップを目指したい」と、東京芸大進学を目標に高校2年からバイオリニストの大谷康子さんにも教えを受け、練習に励んできた。

 柳沢さんが特に意識して取り組んできたのが「人前で演奏すること」。高校生の時には、コンサートホールだけでなく病院や神社、ホテルのロビー、地元の敬老会、式典など場所や環境を選ばずに月2回程度、機会をもらえれば出演してきた。

 「常にどうすれば観客に音や思いが伝わるかを考えてきた。点数を競い、楽譜通りに演奏するコンクールとは違って、考えさせられることが多かった」と柳沢さん。多くの舞台経験によって技術に加え、表現力が磨かれ、志望校合格にも結び付いた。

 将来の夢は演奏家だ。柳沢さんは「大学ではとにかく挑戦して、音楽の視野を広げたい。自分の音の個性や武器を見つけたい」と決意をにじませた。