竹細工店「竹藤」観光スポットに 会津最古の商業建築、改装の方針

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新たな観光スポットを目指す「竹藤」の店舗

 会津最古の商業建築とされる会津若松市中央の竹細工店「竹藤(たけとう)」を新たな観光スポットとして生まれ変わらせる動きが出ている。来年のオープンを目標にリニューアルする方針で、テナントも募集する考え。

 竹藤の創業は1624(寛永元)年。酒どころの会津では、酒おけのたがとして竹が大量に消費され、材料の竹は栃木、茨城両県や中通りから仕入れていた。竹藤がある「一之町通り」は江戸時代から会津一番の繁華街で、商人は一之町通りに店を出すのが夢だったという。

 現在の店舗は1841(天保12)年に建てられ、180年近い歴史を受け継ぐ。

 雪障子戸や板戸の「しとみ戸」、帳場など、今では見られない構造が残っており、現在は竹細工や荒物雑貨、会津唐人凧などを販売しているものの、店主の高齢化などもありリニューアルの手法を模索している。

 店舗の裏には中庭や縁側があり、土間と廊下の空間を利用して菓子教室が開催されている。座敷を利用した古民家カフェにすることも可能で、竹を貯蔵した江戸時代の蔵なども残されている。

 管理人の笠間和歌子さん(46)は「壊すこともできるが、古いものを何とか生かして歴史を学んだり観光に役立てることも重要。地域の方々の協力をお願いしながら前に進めていきたい」と話している。

 問い合わせは竹藤(電話0242・22・1068)へ。

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