平三中が最優秀、教科書テーマに3冠 全国小、中、高生コンテスト

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最優秀賞を受賞し表彰式に出席した亀岡教諭(右)と平三中生徒

 小、中学、高校生が制作した映像作品を競う「キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)日本コンテスト2018」は16日、大阪府のワンダーラボ・大阪で行われ、中学生部門で平三中(いわき市)が最優秀賞とグッド・メタファー賞、パナソニック社員賞の3冠を手にした。パナソニックの主催。

 同校初の最優秀賞に生徒(2年)は「3冠はとても光栄。たくさんの方々が協力してくれた作品が、高く評価されてうれしい」と話した。

 同校の作品は「Carry that weight(キャリーザットウェイト)」。「教科書の重み」に注目し、重量のある教科書を毎日持ち歩かず学校に置く「置き勉」や戦時中の教科書の話をインタビューなどで取り上げながら、教科書の役割の重さ、そして歴史の重み、平和の大切さを伝えた。

 制作したのは2、3年生6人。ボランティア活動から学んだことを映像で伝えようと、企画、構成、制作を自分たちで手掛けた。美術部に協力してもらいより鮮明にイメージできる工夫をしたり、映像が世界に発信されることを想定して分かりやすい作りにした。荻野さんは「インタビューしていくうちに自分たちの背負っている教科書のいろいろな重みを知った」と話した。

 表彰式には生徒(2年)の2人が代表で出席。「協力してくれた人たちに改めて感謝したい」と話した。同行したキャリア教育担当の亀岡点(ともる)教諭は「取り組んでいる社会貢献活動で感じたことをまとめた作品が認められた」と生徒たちをたたえた。

 同コンテストは、全国の小、中学、高校から102点が出品され、平三中を含む11校が最優秀作品賞にノミネートされていた。平三中は2年連続の入賞。ほかの県勢2校は初参加初入賞で、中学生部門で飯舘中の「7years~大和魂」がルックフォワード賞、高校部門でいわき光洋高の「覚悟」がSDGs賞にも選ばれた。