福島大食農学類が2社と連携協定 農機具貸与や共同研究

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生源寺室長(中央)と協定書を交わした稲田専務(左)と鈴木社長

 4月の食農学類開設に合わせて福島大は16日までに、農業機械販売を手掛ける宮城県のヰセキ東北(赤坂暁生社長)、南東北クボタ(鈴木豊章社長)の2社と、農耕機具の貸与や共同研究を通じた農業分野の発展を目的とした連携協定をそれぞれ締結した。

 食農学類と民間企業の連携協定は、ヤンマーアグリジャパン(大阪市)に続き2、3例目。

 ヰセキ東北は田植え機や小型トラクター、南東北クボタは作物の刈り取りと結束を行う「バインダー」や収穫を行う「ハーベスタ」などを貸与する。

 また、同大の実習や講義に両社の技術者を派遣したり、両社の研修に同大の教員を派遣する。共同研究の実施や相互の研究への協力も見込む。

 同大で行われた締結式では、農学系教育研究組織設置準備室の生源寺真一室長がヰセキ東北の稲田定吉専務・営業本部長、南東北クボタの鈴木社長とそれぞれ協定書を交わした。

 生源寺室長は「両社の協力のもとに教育を展開し、研究でも協力を深めたい」とあいさつ。稲田専務は「福島大との連携を強化し、福島の農業の発展に寄与したい」、鈴木社長は「福島大と一緒になってこれからの農業の在り方を発信したい」とそれぞれ述べた。