浪江に「マルチ超急速充電器」設置 EV用、2台同時可能

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一般利用が始まったEVのマルチ超急速充電器=浪江町地域スポーツセンター

 浪江町に事業所を構える電気自動車(EV)関連企業のフォーアールエナジー(横浜市)と大手商社の丸紅(東京都)などは、EVの大型再生バッテリーを使用したEV用の量産型マルチ超急速充電器を開発した。18日に同町の地域スポーツセンターに設置、一般利用が始まった。

 超急速充電器は、EVで使用したバッテリーパックの中身を組み直して2次利用が可能になったバッテリーを使用している。フォーアールエナジーによると、これは世界初の取り組みという。

 EV用車載バッテリーは大容量化に伴い、充電時間を短縮できる超急速充電の需要が見込まれている。今回設置された急速充電器は、毎時約62キロワットの再生バッテリーと、供給電力を組み合わせることで、約90キロワットの超急速充電が可能になり、一般的なEVであれば30~40分程度で充電が完了する。また同時に2台のEVに急速充電ができる。初期費用や高圧電気契約による維持費の軽減が図られるという。丸紅は6月から一般販売開始を目指す。

 同センターで18日に開かれた完成披露会では、吉田数博町長が「浪江町での開発は大変意義深く、グローバル展開が期待できる」と語った。

 町によると、超急速充電器は当面無料で利用できる。利用には、同センター窓口で専用カードを受け取る必要がある。利用は同センターの開館時間(平日午前9時~午後8時、土日祝日午前9時30分~午後6時)。

 街路灯12基贈る

 フォーアールエナジー(横浜市)は18日、EVの使用済みバッテリーを蓄電池に再利用した独立電源街路灯「THE REBORN LIGHT」12基を町に寄贈した。

 街路灯はMIRAI―LABO(東京都)が開発・製造。コウノトリを模したS字のデザインで、太陽光発電した電力を蓄電する。街路灯は町内を走る国道114号に11基、町役場に1基が設置された。同日夕方、現地で点灯式が行われた。

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