18年度のクマ人身被害はゼロ 県会津地方振興局「冬眠明け注意を」

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 県会津地方振興局がまとめた「ツキノワグマによる人身被害の状況(会津管内)」によると、本年度は人身被害が起きていない。これからクマの冬眠が明ける時期を迎えることから、同振興局は「油断せず、万全の対策が必要」と注意を呼び掛けている。

 同振興局によると、クマの大量出没年だった2010(平成22)年度には9件の人身被害があった。10~13年度は死亡事故も発生している。07年度からの累積で、月別被害が最も多いのは5月の12件。次いで9月の7件、7月の6件が多い。冬眠明けのクマの活動が盛んになる時期は、特に注意が必要だという。

 同振興局は18日、会津若松市のピカリンホールで会津地域ツキノワグマ対策協議会研修会を開き、市町村や警察署の担当者、猟友会の会員らが冬眠明けのクマへの対応を考えた。鳥獣被害などを研究するNPO法人おーでらす(磐梯町)の今野万里子代表理事が講師を務め、4グループに分かれて被害防止の対策などを話し合った。