食育推進、活動に光 会津若松「ネットワーク」文科大臣賞

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ネットワークの活動について語る五十嵐さん

 市民の食育を推進しようと活動する会津若松市食育ネットワークは、優れた「早寝早起き朝ご飯」運動の推進に貢献したとして本県で唯一、文部科学大臣賞に輝いた。昨年11月に亡くなった小沢令子会長に代わって会長代理を務める五十嵐省子副会長は「個人や団体それぞれの活動が形になったと思う。うれしい」と受賞を喜んだ。

 同賞は、子どもたちの成長に必要な運動、バランスの良い食事、睡眠などの定着に向けて取り組む団体を表彰しており、2012(平成24)年から2年に1度、実施している。今回は全国で58の団体が受賞した。

 同ネットワークは、市民の「食べる力」を育もうと始まった市の食育推進計画の推進を目的に、市父母と教師の会や栄養士会会津若松支部などの団体で12年に設立。栄養士として小学校の給食の献立を考えていた五十嵐さんは、老若男女の食事について考えたいと、退職後の14年から同ネットワークに参加している。

 東日本大震災後の運動不足解消を目的に作った「レッツ!こぼりんダンス」を通して適切な運動や、朝ご飯やバランスの良い食事の大切さを広めたほか、食育シンポジウムでは、健康的な食事や和食の良さを伝えるなど幅広い活動を展開。11年には「朝食を食べる習慣のある人(成人)」の割合が85・7%だったのに対し、15年には89・1%に上昇したことが大きく評価された。

 五十嵐さんは「食は日常生活の中で必要不可欠。各団体の分野を超えて、今後も食育を通して子どもたちを育んでいきたい」と目標を語った。

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