「はしか感染」福島県内初確認 県北保健所管内に住む40代男性

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 福島市保健所は20日、県北保健所管内に住む40代男性1人が麻疹(ましん)(はしか)に感染したと発表した。男性は入院中だが容体は快方に向かっている。市保健所が男性の行動や接触者を調査し状況確認を進めている。男性は入院前まで自家用車のみの利用で公共交通機関は使っていない。県内で今年初めて麻疹の感染が確認された。

 市保健所によると、男性は6日にフィリピンから帰国。11日に発熱し、12日に医療機関を受診したが40度台の発熱が続いた。15日に市内の病院に入院し、16日に腹や背中に発疹が現れた。18日に病院の臨床診断を経て麻疹の発生届があり、19日に遺伝子検査で感染を確定した。男性は麻疹の予防接種歴がなく、フィリピンで感染したとみられる。

 麻疹は、麻疹ウイルスによって引き起こされる感染症。非常に感染力が強く、空気感染や飛沫(ひまつ)感染、接触感染で広がる。感染すると約10日の潜伏期間を経て風邪のような症状を経て高熱や発疹が現れる。

 感染を防ぐには、ワクチンの予防接種が最も有効とされる。