会津オンライン診療研究会設立 タブレット利用、地域医療向上へ

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地域医療サービス向上に向け手を取り合う(左から)矢吹氏、室井市長、服部氏、石田氏

 タブレット端末を使って病院以外で診察を受けられる「オンライン診療」の会津地域での普及を目指す「会津オンライン診療研究会」が20日、正式に設立した。患者の通院負担の軽減や利便性の高い地域医療サービスの構築を目指す。

 患者50人程度をめどにオンライン診療の実証事業を実施。薬剤師によるオンライン服薬指導も行い、多職種連携で医療の質を高める。薬局とともに患者の自宅まで薬を届ける仕組みづくりも視野に入れる。

 研究会は、会津若松医師会と喜多方医師会、来月からオンライン診療の本格的な運用が始まる竹田綜合病院(会津若松市)のほか、県病院薬剤師会、会津薬剤師会、県会津市民生活支援センターの6団体で構成する。会津若松市で開かれた設立総会には、研究会を支援する会津若松市などが参加した。

 会長に矢吹孝志会津若松医師会長、副会長に三橋彦也喜多方医師会長と、竹田綜合病院脳神経内科の石田義則科長が就任した。

 室井照平会津若松市長ら約100人が出席した公開講座も行い、オンライン診療の第一人者、順天堂大医学部脳神経内科学講座の服部信孝教授が講演した。

 矢吹氏は「患者の利便性の向上だけでなく、医療費の適正化も期待できる。会津地域の特性を考えながら連携していきたい」と話した。