卒業式、はかま姿児童が増 「華美になりすぎ」「文化触れる機会」

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 会津若松市で小学校の卒業式にはかま姿で出席する児童が増加しており、議論を呼んでいる。「あまり華美になるのは避けるべきだ」との声がある一方で、「日本文化に触れる良い機会になる」との意見もある。

 市内20校で卒業式が行われた22日、ある小学校では卒業する女子児童の半数程度がはかまを身に着けていた。ある保護者は「はかまは、華やかで目立つ。着ていた以上の人数に見えた」と話した。6年生の次女には、長女のお下がりのスーツを着せた。次女からは「みんなはかまを着るよ」と聞いていたが、「まさか、こんなに多いとは思わなかった」と驚いたという。

 市教委は「卒業式の衣装が華美になりすぎている」との意見を受け、2月に開催された校長会で卒業式の服装について学校ごとに対応してほしいと依頼した。

 昨年の市議会で卒業式の衣装について質問した譲矢隆市議(63)は「華美を追う流れになれば、経済的な面から、服装で傷つく子どもも出てきてしまうはずだ」と話す。一方、和装のレンタルなどを行う同市の着物店の店主(47)は「はかまは、明治大正期の女学生が学校で身に着けていたもので、決して華美ではない」と言葉に力を込める。