100年間ありがとう「本宮駅舎」 解体・改築...20年完成目指す

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
解体される本宮駅舎

 本宮市は23日、本宮駅前再開発事業に伴い解体、改築される同駅舎で「ありがとう本宮駅舎セレモニー」を開いた。同日は現駅舎の営業最終日で関係者や市民らが「ありがとう」「お疲れさま」と愛着のある駅舎に感謝を伝えた。同駅は24日から駅舎に隣接する仮駅舎で営業する。

 同駅は1887(明治20)年開業。96年には猪苗代町出身の世界的な細菌学者野口英世が上京する際に利用した駅としても知られる。現駅舎は1918年に新築され、全面改修などを経て約100年間、同市の玄関口として多くの人を迎え、送り出してきた。駅舎解体後、同じ場所に新たな駅舎が整備される。駅の東西を結ぶ東西自由通路も含めて2020年の完成を目指す。

 セレモニーでは「100年間に感謝を込めて」などの横断幕が掲げられ、高松義行市長が「長い時間、多くの人の喜びや悲しみなどを見守ってくれ、地域の発展に大きく寄与してもらった」と感謝を述べた。渡辺由紀雄市議会議長、五十嵐浩郡山駅長が祝辞を述べた。駅利用者からの「思い出が詰まった駅舎。ありがとう」などと約120人の思いが込められた寄せ書きも披露された。