郡山五中が2年連続1位、郡山高は2位 全国声楽アンサンブル

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賞状とトロフィーを手に笑顔を見せる郡山五中のメンバー

 第12回声楽アンサンブルコンテスト全国大会最終日は24日、福島市音楽堂で各部門金賞受賞団体による本選が行われ、郡山五中が2年連続の1位・知事賞に輝いた。5度目の1位で大会最多を更新。郡山高が2位・福島市長賞に輝いた。大会は県、県教委、大会実行委員会の主催、県合唱連盟、福島市などの共催。

 本県から本選に進んだ郡山二中と日大東北高は入賞だった。3位・県教育長賞は「Smile」(福井)、4位は不来方(こずかた)高(岩手)、5位は「ばちコラfeat OBANDES」(千葉)だった。

 大会は2~16人の少人数編成の合唱グループによるコンテスト。中学校、高校、小学校・ジュニア、一般の4部門に全国から122団体が出場した。本選には、本県の4団体を含む16団体が出場した。

 郡山五中「曲の楽しさ」全身で

 管弦楽と合唱の格調高いハーモニーが来場者を魅了した。2年連続5度目の頂点に輝いた郡山五中は、モーツァルトの5曲を披露した。「メロディーの楽しさなど、モーツァルトならではの曲の良さを感じてもらおうと演奏し、精いっぱいの力を出せた」。合唱部の岡甲斐部長(2年)は充実した表情で「日本一」をかみしめた。

 難易度の高い演奏曲に対し、曲に合わせて身ぶり手ぶりを交えながら歌ったり、曲に込められた思いを大胆に示すなどして表現力を磨いた。ソロパートを担当した前部長の奥田敦也さん(3年)は「中学生最後の演奏でソロができてうれしかった」と涙を浮かべた。

 「重圧を感じながらも、ステージでは伸び伸びと演奏できた。新年度の大きな指針になる」と小針智意子顧問。岡部長は大会最多の5度目の総合1位を受けて「先輩たちからの伝統をつなげることができて良かった。終わりは次のスタート。新年度に向けて良いチームをつくりたい」とさらなる高みを見据えた。

 郡山高、繊細に伸びやかに

 6年連続の本選出場を果たし、4年ぶりの2位に輝いた郡山高。最後の3曲目は、本選で歌うと決めて練習を積んできた米国民謡「シェナンドー」だった。16人が八つのパートに分かれる高難度な構成だが、本番では伸びやかなハーモニーを響かせた。

 「それぞれのカラーが表れて楽しかった」。学生指揮者の斎藤款(しん)さん(2年)は達成感を口にした。練習では意見がぶつかったが、その壁を乗り越えてきた。「みんなの意識を一つにまとめるのに苦労した」と振り返る。

 躍進の陰には、款さんの双子の兄傑(けん)さん(同)の存在があった。傑さんは「弟は一人で抱え込む性格なので、気を和らげるよう努めただけ」と謙遜するが「兄弟の貢献は大きい」と佐藤朋子顧問。「繊細な調べをつくった今回の経験を生かしたい」。共に中学から合唱を続けてきた2人は、これからも力を合わせてハーモニーをつくっていく。

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