小水力発電所が完成 すりかみ浄水場、放流水を活用

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テープカットを行う関係者ら

 福島市飯坂町のすりかみ浄水場の放流水を活用して発電する小水力発電所が完成した。4月1日から発電を開始する。現地で25日、開所式が行われた。

 福島地方水道用水供給企業団の施設を活用し、入札で決定した信夫山福島電力(福島市)が発電事業を行う。浄水場のろ過池洗浄後に放流される作業排水と、92メートルの落差を活用して発電。年間発電電力量は一般家庭約80世帯分に相当する約386メガワット時となる。東北電力に売電し、売電収益の一部は企業団に還元納付され、浄水場などの維持管理費に充てられる。

 開所式では、信夫山福島電力の渡辺和弘社長が「地域の方に再生可能エネルギーに興味を持ってもらいたい」、同企業団企業長の木幡浩福島市長が「環境学習の場としても活用していく」とあいさつした。テープカットを行い、完成を祝った。