除染業者61%、廃炉業者は53%が法令違反 福島労働局

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 福島労働局は29日、昨年東京電力福島第1原発事故に伴った廃炉、除染作業に携わった事業者の労働基準法など関係法令の違反件数を発表した。廃炉作業では290業者のうち154業者、除染作業では267業者のうち164業者で違反が見つかった。

 廃炉作業に携わった業者の違反率は53.1%(前年比14.7ポイント増)で違反件数は315件。放射線業務従事者に被ばく線量を定期的に知らせていなかったり、割増賃金を支払っていなかった。除染事業の違反率は61.4%(前年比17.2ポイント増)で299件。除染で出た土壌の放射能濃度を測定した結果を労働者に明示していなかった事例などがあった。