訪日宿泊、伸び率全国最高 1月福島県内、冬の魅力認知高まる

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 1月に福島県内を訪れた外国人の延べ宿泊者数は3万90人に上り、前年同月比で2.30倍の伸び率が全国最高となったことが29日、観光庁の宿泊旅行統計調査(速報値)で分かった。県は「県内にはパウダースノーが楽しめるスキー場などがあり、冬の魅力の認知度が高まっている」(観光交流課)と要因を分析している。

 観光庁は従業員が「1人以上」の小規模施設と「10人以上」の中・大規模施設に分類して、外国人延べ宿泊者数を集計している。県内の内訳は、小規模が1万7700人で前年同月比の伸び率は全国1位の242倍、中・大規模が1万2390人で全国2位の214倍。上位はいずれも本県と宮城、新潟両県で占めた。

 11年の1万2270人から震災と原発事故の影響で激減したが、その後は緩やかな回復傾向が続いていた。県は2016(平成28)年に台湾、タイ、ベトナムに現地窓口を開設、インバウンド(訪日外国人旅行者)を本県に呼び込む体制を強化している。

 奥会津などを訪れる台湾からの観光客が特に増加しており、中・大規模施設には19年1月に前年同月から約6倍の6160人が宿泊。4月からは福島空港と台湾を結ぶ定期チャーター便が通年運航され、インバウンド誘客の追い風となる。

 また、タイでは本県と茨城、栃木両県、東京都を結ぶ新たな観光ルート「ダイヤモンドルート」が人気を集めているという。

 県は「観光客が媒介となって本県の魅力を発信するなど好循環が生まれている。今後もプロモーションを強化したい」としている。

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